次世代テレプレゼンスロボット用通信・OSを開発するGITAIがシードラウンドで総額125万USドル(約1億4千万円)の資金調達を実施

本日、次世代テレプレゼンスロボット用通信技術・OSを開発するGITAIがシードラウンドで総額125万USドル(約1億4千万円)の資金調達を完了したことを発表致します。リードインベスターであるANRIに加え、500 Startups Japanの2社から第三者割当増資を実施致しました。2016年9月にエンジェルラウンドでSkyland Venturesから調達した1500万円と合わせると、資金調達の総額は約1億5千5百万円になります。

GITAI Inc.(旧MacroSpace Inc.)は「人の身体を増やすことで実質的な瞬間移動を実現する」ことに挑戦するスタートアップで、人間の分身となる人型テレプレゼンスロボット用の通信技術・OSを開発しています。

人型テレプレゼンスロボットとは、ユーザーがVR端末と触覚グローブを身につけることで、別の場所にある360度カメラ付き人型ロボットと無線インターネット(WiFi/モバイルネットワーク)回線経由で同期し、人型ロボットの目線で人型ロボットの身体をまるで自分の身体のように遠隔操作することができる装置のことです。

ユーザーは遠隔地からでも自身の分身である人型テレプレゼンスロボットに乗り移って遠隔操作・遠隔コミュニケーションを行えるようになるため、実質的な瞬間移動が可能になり、また災害救助・遠隔診療・点検作業・宇宙空間での船外活動など様々な業界でも活用できる装置として近年米国を中心に注目されております。

特に、360度カメラの映像をVR端末でリアルタイムに体験できる技術は、人型テレプレゼンスロボットも含め次世代の遠隔操作・遠隔コミュニケーションのインターフェースとして様々な業界で注目されていますが、360度カメラの映像はデータ量が非常に大きく、またWiFiや4Gモバイルネットワーク等の既存の無線インターネット回線経由で送信可能な容量までデータを圧縮すると大幅な遅延が発生してしまうことから、次世代モバイルネットワークである5Gが世界中に普及するまで実用化は困難とされてきました。

GITAIは独自のP2P通信技術とデータ量削減アルゴリズム、OSを開発することで、360度カメラの映像をWiFiや4Gモバイルネットワーク等の既存の無線インターネット回線経由でも解像度やFPSを落とさずに低容量・低遅延での送信を実現しています。
例えば、一般的な360度カメラであるRICOH THETA Sの映像をWiFi経由で遠隔地の一般的なVR端末であるHTC VIVEで体験する場合、平均転送データ量:1Mbps、平均遅延時間:80ms(0.08秒)を実現しています。

今回調達した資金は更なる研究開発のための人材採用、β版のリリースに使う予定です。

◯GITAI Inc.について
本社:Delaware, US
日本支社:東京
2016年7月設立(旧社名:MacroSpace Inc.)

About the author: gitaitech

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